まずお伝えしたいことは、貴族タイルが弱いという事実です。
貴族タイルに目を向けず、点数効率の良いカードを手損なく獲得していきましょう。
勝つための戦略や考え方をまとめていきます。
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宝石の煌めきで勝つための考え方
宝石の煌めきで初心者がまず知っておくべきコツがあります。
カードを集めて貴族タイルを取るプレイは弱い
コストが低いカードを集めて貴族タイルを取るよりも、点数効率の良いカードを取る方が15点に早く到達します。
状況がもつれて貴族タイルを取ったプレイヤーが勝つこともありますが、点数効率の良いカードを集める戦略を知った上で、次点として貴族タイルに目を向けましょう。
2つの戦略の呼び方
- 点数カード重視戦略
- 貴族タイル重視戦略
コストが低いカードを知る
宝石の煌めきでは同じ点数のカードでも、必要なコストが明確に違います。
上の写真は緑0点カードです。
左のカードから合計コストが5、4、3となっており、一番右のコスト3のカードの効率が良いです。
上の写真は白2点カードです。
左のカードのコストは赤5、右のカードのコストは赤5黒3。まったく同じ白2点カードにも関わらず、右のカードの方が黒3つ分高コストになっています。
点数効率の良いカード
コストが低いカードと高いカードがあることは分かってもらえたと思います。
特に点数効率の良いカードが20枚あるので、紹介します。
点数効率の良いカード
- コスト5の2点カード
- コスト6の3点カード
- コスト7の4点カード
- コスト10の5点カード
上記の20枚の、宝石1個あたりの点数を計算してみます。
宝石の点数効率
- コスト5の2点カード:宝石1個0.4点
- コスト6の3点カード:宝石1個0.5点
- コスト7の4点カード:宝石1個約0.6点
- コスト10の5点カード:宝石1個0.5点
上記のカードをうまく獲得できると、他のプレイヤーが貴族タイルを手に入れる前(もしくは1枚目を手に入れる頃)には15点に到達します。
貴族タイル重視戦略が弱い理由
宝石の煌めきでは、1アクションで3枚の宝石を取ることができます。
カード購入の効果は、以後のカード獲得の際に宝石コストを安くすることです。
0点カードの元を取るためにはカードの効果を3回使う必要があり、4回以上効果を使って初めて得になります。
点数カード重視戦略の15点獲得時のカード枚数は11枚前後、ターン数は25ターン前後になるので、貴族タイル獲得のためのカードの効果が発揮される前にゲーム終了です。
平均カード枚数(終了時) | 平均ターン数(終了時) | |
---|---|---|
2人プレイ | 約12枚 | 27ターン |
3人プレイ | 約11枚 | 26ターン |
4人プレイ | 約9枚 | 25ターン |
貴族タイル重視戦略は、圧倒的に遅いので勝負になりません。
点数カード重視戦略の基礎ムーブ
点数カード重視戦略では、点数効率の良い20枚のカードを積極的に獲得していきます。
他のプレイヤーもそれらのカードを狙っているので、キープ(確保)が必要です。
例を挙げます。ゲーム前半で下の写真のカード2枚がめくれていた場合です。
上の写真の左のカードは、白2点コスト赤5の点数効率の良いカードです。キープします。
次に「赤白青」「赤黒緑」の宝石3枚取りをし、上の写真右の赤カード獲得すると、赤カード1枚+赤宝石が2枚が残ります。
白2点コスト赤5のカードを獲得するために、赤カードと赤宝石を偏らせて残すと、スムーズに買い物ができます。
実際のゲームで、白2点コスト赤5の点数効率の良いカードをキープした後の選択肢は、以下の3つです。
3つの選択肢
- 赤赤の2枚取り
- 上の写真右の赤カードのキープ
- 赤白青、赤黒緑の3枚取りから上の写真右の赤カード獲得
場の状況を見ながら、上の3つの選択肢を検討します。
「点数効率の良いカードのキープから、効率よく獲得」の動きを繰り返して点数を伸ばしていくのが、点数カード重視戦略です。
点数カード重視戦略の応用ムーブ
基礎ムーブで獲得するカードを、他の点数効率の良いカードに繋げていくのが応用ムーブです。
例を挙げます。
まず、白3点コスト白6のカードをキープします。
そのあとで基礎ムーブの例で挙げた白2点コスト赤5から、白3点コスト白6のカードに繋げていきます。
具体的な手順
- 白3点コスト白6のカードをキープ
- 赤0点コスト白青緑黒カードをキープ(残黄黄)
- 赤白緑の宝石を取る
- 赤黒青の宝石を取る
- 赤0点コスト白青緑黒カードの獲得(残赤赤黄黄)
- 白赤青の宝石を取る
- 白赤緑の宝石を取る
- 白2点コスト赤5のカードを獲得(残白白青緑黄黄)
- 白白の宝石を取る
- 白3点コスト白6のカードを黄1使って獲得(残青緑黄)
点数効率の良いカードを土台にして、さらに点数効率の良いカードを獲得していきます。
これが応用ムーブです。
手番で確認するポイント
勝つためには、応用ムーブの動きをゲーム全体で最大効率化していきます。
気をつけるポイントが複雑化する中で、手番が回って来るたびに最善手を探します。
手番で確認するポイント
- 自分の点数が最大効率化する動き
- 妨害を受けるリスク
- 他プレイヤーの点数が最大効率化する動き
- 妨害したときのメリット
- リスクとリターンの値踏み
上記のポイントを勘案して、勝つための手を選びます。
友好色の考え方
宝石の煌めきでは、友好色という考え方があります。
・宝石の煌き(スプレンダー)の攻略!初心者がまず考えるべき戦略とコツ(参考)
上の写真の、隣合う色が友好色です。
点数効率の良いカードや貴族タイルは、隣合う色で集めていくと取りやすいように設計されています。
僕はかつて友好色を集めるようにプレイしていました。
しかし最近は、場にめくれているカード状況から点数効率の良い手を打った方が強いと考えています。
キープ3枚目の危険性
3枚目のカードをキープする危険性を注意しておきます。
高コストのカードでキープ枠を埋め、黄宝石が足りずにキープカードが獲得できない状態は、身動きが取りづらいです。
キープができないので黄宝石を取ることはできず、赤青緑黒白の宝石もしくはカード獲得から、キープ枠の空きを作る必要があります。
上記の状況は作らないコツは2つです。
- 計画的にキープをしていく(低コストカードのキープもあり)
- 3枚目のキープは、キープカードを確実に獲得できるとき
逆に考えると、相手がキープによって身動きが取りづらい状況になる場合、3枚目の予約がしづらいです。
それを踏まえた状況判断をしましょう。
攻略まとめ
宝石の煌めきの攻略方法を簡単にまとめます。
まとめ
- 点数効率の良いカードをキープする
- キープしたカードを効率よく獲得する
- 獲得したカードを土台にして、点数効率の良いカードを獲得する
- 友好色よりも場のカード重視
- 3枚目のキープは要注意
宝石の煌めきの肝はキープです。
キープによる黄宝石の確保、キープによる防御、キープによる妨害のタイミングこそが重要だと考えています。
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