「犯人はアナタですね?」と探偵気分で犯人を探すのがたまらないゲームです。
犯人カードを持った人が犯人ですが、なんと犯人カードは移動します。
さまざまなカードで駆け引きをしながら、犯人カードを持っている人を名探偵さながら見つけ出すのが快感!
1ゲーム5分ほどで終わる、みんなでわいわい盛り上がるパーティーゲームです。
プレイ人数・対象年齢・プレイ時間
プレイ人数 | 3人~8人用 |
---|---|
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 10分 |
ルール図解
犯人は踊るは、犯人を探すゲームです。
3人から8人までプレイすることが可能で、人数によって準備するカードが変わります。
その他カードは残りカードをランダムで使います
プレイ人数 | 準備するカード |
---|---|
3人 | 第一発見者1枚、犯人1枚、探偵1枚、アリバイ1枚、その他カード8枚 |
4人 | 第一発見者1枚、犯人1枚、探偵1枚、アリバイ1枚、たくらみ1枚、その他カード11枚 |
5人 | 第一発見者1枚、犯人1枚、探偵1枚、アリバイ2枚、たくらみ1枚、その他カード14枚 |
6人 | 第一発見者1枚、犯人1枚、探偵2枚、アリバイ2枚、たくらみ2枚、その他カード16枚 |
7人 | 第一発見者1枚、犯人1枚、探偵2枚、アリバイ3枚、たくらみ2枚、その他カード19枚 |
8人 | 全32枚のカード |
カードを準備したら、各プレイヤーに4枚ずつのカードをシャッフルして配ります。
第一発見者のカードを持つプレイヤーからゲームが始まります。該当するプレイヤーは、第一発見者のカードを出し、事件を伝えます。
効果
このカードを出してゲームを始める。今回起こった事件を考えて、全員に伝えよう。
以後は時計回りに各プレイヤーが1枚ずつカードを出していきます。各プレイヤーがすべて(4枚)のカードを出す前に、必ずゲームが終わります。
ゲーム手順
- 人数別でカードの準備
- 4枚ずつカードを配る
- 第一発見者を持つプレイヤーからスタート
- 時計回りにカードを1枚ずつ出していく
カードを出すと、カードの効果を処理します。
犯人は踊るで最重要な3つのカードを説明します。
効果
犯人カードは自分の手札が残り1枚のとき(犯人カードのみを持っているとき)のみ、出すことができます。
では、探偵とはなんでしょうか?
効果
他の誰か1人に「あなたが犯人ですね?」と聞く。当たれば勝ち。2周目になるまでは使えない。
探偵カードで犯人を当てにいきます。手札の1枚目には使えないので注意してください。
初期手札が探偵カードが4枚や犯人カード+探偵カード3枚だった場合、1枚目は探偵カードを出し、効果は処理しません。
3枚目の重要カードはアリバイカードです。
効果
手札にあれば「犯人ではありません」と答えられる。出しても何も起きない。
アリバイカードは、犯人カードと一緒に持っているときのみ意味があります。
「あなたが犯人ですね?」と聞かれたときも、犯人ではありませんと答えます。
そのときに「アリバイカード持っているから!」と言う必要はなく、素知らぬ顔で違いますと伝えてください。
紹介した「犯人カード」「探偵カード」「アリバイカード」を知っていれば、犯人は踊るを始めることができます。
犯人は踊るの特徴は、犯人カードがぐるぐると回ることです。犯人カードを持っている人が犯人で、犯人カードが移動することが醍醐味になっています。
全カード紹介
「第一発見者」「犯人」「探偵」「アリバイ」以外のカードの紹介をします。
手札が移動するカードが3種類あります。
ランダムで手札が動く「うわさカード」、任意のカードを移動させる「情報操作カード」「取り引きカード」です。
情報を取れるカードが2種類あります。
犯人カードを持っている人が分かる「少年カード」、1人のプレイヤーの手札が分かる「目撃者カード」です。
探偵以外で犯人を当てて勝つことができる「犬カード」があります。麻薬犬のイメージでしょうか。
犯人サイドになる「たくらみカード」があります。
出しても何も起きない「一般人カード」があります。同じ効果のカードでも、イラストが違うのは、ポイント高いです。
全部で32枚のカードがあり、内訳は以下のようになっています。
カード | 枚数 |
---|---|
第一発見者 | 1枚 |
犯人 | 1枚 |
少年 | 1枚 |
いぬ | 1枚 |
たくらみ | 2枚 |
一般人 | 2枚 |
情報操作 | 3枚 |
目撃者 | 3枚 |
探偵 | 4枚 |
うわさ | 4枚 |
アリバイ | 5枚 |
取り引き | 5枚 |
レビュー
ルールがシンプルで簡単。
10分程度の短時間でさくっと終わり、3人から8人まで対応。駆け引きと運の要素があり、反省会が自然に発生して大盛り上がり。
子供から大人まで楽しめる優秀なパーティーゲームです。
「あなたが犯人ですか?」
と探偵気分で問い、犯人だったときの快感はたまりません。
ポケットサイズのカードゲームなので、旅行に持っていくのもおすすめ。飲み会や合コンでも活躍します。
コツ・攻略法
犯人は踊るに必勝法はありませんが、勝つためのコツや戦略があります。
勝つための7つのコツをお伝えします。
コツ1.表情や反応をよく見る
わいわいするゲームだからなのか、ポーカーフェイスを徹底していないプレイヤーは多いです。
初期手札が配られたときやカードが移動したときに、他プレイヤーの表情や反応を注意深く観察しましょう。
意外と犯人カードの場所が分かります。
コツ2.カードの場所を覚えておく
うわさカードや情報操作カードによって、ぐるぐるとカードが移動します。
手元のカードをシャッフルしないプレイヤーが多いので、犯人カードなどの重要カードの位置を覚えておくと勝ちやすくなります。
コツ3.情報取得カードは自分が使う
「目撃者カード」「少年カード」は情報が手に入るカードです。
この2枚のカードが初期手札にあったり、回って来たら積極的に使いましょう。自分だけ情報量が多いと有利です。
「情報操作カード」と「うわさカード」により、右隣のプレイヤーのカードは回ってくることが多く、左隣のプレイヤーにカードを回すことが多いです。
目撃者カードを使うのは右右隣のプレイヤーないしは右右右隣のプレイヤーがおすすめです。
コツ4.探偵カードとアリバイカードの枚数の把握
8人プレイ以外では、カードはランダムで含まれます。
目撃者カードや移動系のカードを使い、探偵カードとアリバイカードの数や場所の情報を収集しましょう。
探偵カードが多い場合やアリバイカードが少ない場合は、たくらみカードを使うと勝ちやすいです。
コツ5.アリバイカードを保有しておく
1つの勝ち方は、情報操作カードや取り引きカードで犯人カードを渡し、探偵カードを使って犯人を突き止める方法です。
それをやられたときの対策として、アリバイカードはできる限り保有しておきましょう。
コツ6.犯人カードは移動させる
犯人カードを持っていた場合、移動させたほうが勝ちやすいです。
ただし犯人で勝つと得点2倍のルールなどでやっている場合は、犯人カードを保有して勝ちにいきましょう。
アリバイカードなしの犯人カード所有は、負ける可能性が高いです。
コツ7.左隣のプレイヤーが抜く場所を覚える
「うわさカード」は右隣のプレイヤーからババ抜きの要領でカードを抜きます。
何度も起こるし、ババ抜きほどガチではないため、何気なくカードを引く人が多いです。
抜く場所の傾向が見えるので、そこに抜かせたいカードをさりげなく配置しておきましょう。
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